当クリニックはてんかんと発達障害の専門クリニックです。
院長が「成人のてんかん診療」(中学生以上)を、副院長が「小児の発達障害」(中学生まで)の診療を行っております。

てんかん外来について

自己紹介

院長 寺田 清人

脳神経内科医であり、てんかんの専門医である私、寺田清人がてんかんの診療を行います。
私は、医師になった直後から京都大学、クリーブランドクリニック(米国)、静岡てんかん・神経医療センターなどでてんかん診療に専従し、てんかんのある方とそのご家族のための診療をライフワークとしてまいりました。
また、診療以外の活動として、てんかんに関する学術活動、日本てんかん学会、全国てんかんセンター協議会、てんかん診療ネットワークなどにおける社会的活動、さらには全国の医師、看護師、市民の皆様への教育・啓発活動にも従事してまいりました。
これらの活動で得られて知識と経験を活かし、より多くのてんかんのある方のお役に立ちたいと考えております。
てんかんセンターの勤務が長かったため、発作が抑制されずに困っておられる方、てんかんかどうかの診断が困難な方などの診療も多く経験してきました。

てんかんの診療

てんかんの診療の基本は病歴聴取です。
診断のためには、どの様な発作で、どうしててんかんになったのかを把握するため、初診時には十分な時間を取り、詳しくお話しをお伺いします。
また、包括診療をするために、現在の職業や家庭環境などの社会的な状況をお伺いし、そのうえで各種の検査で診断の確認を行い、治療方針を決定いたします。

てんかんの検査

てんかんの診断のためには血液検査、脳波検査、MRI検査などが必須となります。
MRIにつきましては、提携医療機関やてんかんセンターにお願いいたします。
脳波につきましては、当クリニックでは多チャンネル・広周波数帯域を記録できる脳波計を用い、赤外線対応の脳波計専用のビデオカメラ2台を設置して、脳波を記録が可能となっております。
そのため、脳波を目的とした受診も可能であります。
さらに詳細な検査(精査)が必要と判断した際には、連携するてんかんセンターへの橋渡しをさせていただきます。

てんかんの治療

抗てんかん薬による治療を行います。
一般的な薬剤で発作の抑制が困難な方に対しても、さらなる薬剤や合理的多剤併用療法の検討を行います。
また、薬剤で十分な効果が得られない場合は外科手術の検討が可能かどうかの判断を行い、必要に応じて提携するてんかんセンターへの橋渡しをいたします。
また、迷走神経刺激療法の調整も行います。

てんかんの包括診療

てんかんの診療は長期間にわたり、発作の治療だけではなく、進学・就職・結婚・出産など様々な人生のイベントに対応する必要があります。
それぞれの場面で、運転免許取得のための手続き、催奇形性に配慮した薬剤調整、各種診断書などが必要となります。
当クリニックではこれらのイベントにも対応いたします。

セカンドオピニオン

てんかん外来ではセカンドオピニオンを行っています。
セカンドオピニオン外来では検査や診察はいたしませんが、これまでの検査、画像、脳波などをもとに、診断や治療に対する意見を述べさせていただきます。
ご相談いただいた後の診療・治療については、現在かかっておられる医療機関にお願いすることになります。

発達外来について

副院長 齋藤 和代

小児科医の齋藤和代が多動傾向や言葉の遅れ、コミュニケーションが気になるお子様など、発達が気になるお子様のための診療を行います。
これまで、重症心身障碍児者の施設、横浜市総合リハビリテーションセンターや、横浜の各地域療育センター、神奈川県総合療育相談センターなどの勤務で、約25年にわたり、乳児から成人まで、運動面や精神面の発達に問題を抱えたお子さんやそのご家族と関わってまいりました。
その経験を生かして、これからも、発達に問題があるお子様を育てる場合に、みられやすい様々な問題や、育てにくさに対応させて頂きます。

これまでの発達の経過などの丁寧な問診や診察を行ったうえで、医学的診断に基づいた発達支援、そして必要な時には、薬物療法も行います。

また、臨床心理士や言語聴覚士による評価とアドバイスなどを含めた心理評価・心理相談も行ってまいります。
必要に応じて、地域の療育や医療機関等とのやりとりも行います。
その際には、発達特性に合わせた支援を共有する一つの手段として、MSPA(発達障害の要支援度評価尺度)などのツールも必要に応じて利用できます。

また、脳波検査が出来ますので、他院で発達のフォローをされているお子様で、脳波検査だけでのご依頼も可能です。

診療する症状

  • 自閉スペクトラム症
  • 注意欠如・多動症
  • 学習障害
  • 協調運動障害

発達外来の検査

心理評価・心理相談

心理評価を通じてお子さんの発達の状況、現状における課題や強味になっていることを明らかにします。
評価結果は保護者の方に丁寧にフィードバックさせていただき、お子さんの全体像をどう捉えればよいのか、問題に対してどのように対応していけばよいのかのアドバイスをいたします。

心理評価には発達検査、知能検査、人格検査などがあります。
お子さんの年齢やご相談の内容によって必要な検査を判断させていただきます。